『無くしたものを見つけられるエアタグ』をお子さんの見守りに活用したい人も多いのではないでしょうか。
一度買ってしまえば1年に1回程度の電池交換でOKでコスパは最高。
サイズも小柄で月額利用料かからないし、私も「娘にエアタグ持たせたら良いやん」と思っていました(iPhoneユーザーだし)
ただTwitterで口コミを見ていると『突然音が鳴る』という投稿あり。小学校の授業中にエアタグ鳴り出したら最悪ですよね。
なので今回の記事では『エアタグは学校で突然音が鳴るのか』そもそも『子どもの見守りに活用できるのか』を紹介していこうと思います。
こ記事を見れば『エアタグを子どもに持たせたいけど音が鳴ったら心配』という不安がなくなりますので、良ければ最後までお付き合いください。
Contents
エアタグは学校で鳴る可能性がある
結論から述べるとエアタグは学校で鳴る可能性があります。
なぜかと言うと、『エアタグは所有者から離れたまま8時間以上~24時間以内(ランダム)でエアタグが動くと音が鳴る仕様』だからです。
例えば小学校へ持っていくことを仮定するとこんな感じ▼
朝の7時に出発すると夕方の3時で8時間が経過することになります。6時間授業が始まると怪しい。
ちなみにエアタグが動いた時点で音が鳴るので、ランドセルに付けるなら『帰りの会?』とかで鳴ってしまうのかなと考えられます。
なぜエアタグは所有者と一定時間離れると鳴るのか
エアタグが所有者と一定時間離れた時に鳴る理由は、ストーカー被害などの防犯対策です。
知らない間にエアタグをカバンなどに仕込まれて、いつのまにか自分の現在地を犯人に把握されているという事件が実際にありました。
見覚えのないエアタグに気が付けるよう、8時間~24時間の間で動きを感知すると鳴る仕様です。
ちなみに発売当初は音を鳴らすまでの間隔は3日間でしたが、2021年のアップデートにより『8時間~24時間の間でランダムに鳴らす』という仕様に変更されました。
なので今後、音が鳴るまでの間隔が変更になる可能性もあります。
そもそもエアタグを鳴らさない設定はない?
防犯対策によるエアタグの音を『鳴らさない』設定はありません
音が鳴る事で犯罪抑制の効果があるので、今後も『音を鳴らさない設定』は搭載されないかなと思われます。
もし学校でエアタグが鳴ったら電池を抜くか破壊
所有者でない人がエアタグの音を止める方法は『電池を抜く』もしくは『こわす』のみです。
壊すのは現実的ではないし、電池を抜くのも小学生にはハードルが高いですね。ボタン操作とかがあれば良いのですが、エアタグ本体からは操作できません。
ちなみに裏面にあるappleのロゴ部分を押しながらまわすと電池が抜けます。
そもそもエアタグとはなにか
エアタグとはApple社が販売している紛失防止タグ(ボタン状の電子機器)です。
紛失防止のための製品で、基本的には無くした持ち物をiPhoneで探すアイテム。鍵や財布に入れておけば、それらを紛失してもiPhoneから探す事ができます。
販売日 | 2021年4月30日 |
Apple公式価格 | 1個 4,980円 4個セット 16,980円 |
月額費用 | 不要 |
サイズ(直径×厚み) | 直径31.9㎜×8㎜ |
備考 | 1年に1回程度の電池交換が必要 |
エアタグにGPS機能は搭載されていない
勘違いされやすいですが、エアタグはGPS機器ではありません。Bluetoothを使用して位置情報を取得しています。
エアタグの電波が届く距離は約10m程度。
外出先の子どもの現在地は、エアタグの近くにいる不特定のiPhoneと通信をし、そのiPhoneの位置情報が自分のスマホに送られてくる(このiPhoneの近くにエアタグいるよ~)といった仕組み。
要するにエアタグ単体では何も機能しません。
エアタグ自体にはGPS機能がないので、近くにiPhoneがなければエアタグの位置情報が更新されないので注意しましょう。
エアタグは小学校へ通う子どもの見守りに使えるか
エアタグを使って子どもの行動を見守ることはできますが限定的な使い方になります。
なぜかと言えば『エアタグを持たせた子どもの近くにiPhoneがないと位置情報を取得できないから』です。
【限定的な使い方】知っておきたいエアタグの仕組み
先述した通り、エアタグが自分のiPhoneと離れている時は『エアタグの近くにある不特定のiPhoneと通信をして位置情報を取得』します。
という事は、エアタグの近くにiPhoneが無ければ位置情報は取得できないのです。
小学校はスマホの持ち込みを禁止している事が多く、教室内にiPhoneが置かれている可能性は非常に低いですよね。(先生がiPhoneユーザーで尚且つ教室に置いておかないといけない)
さらに登下校中もエアタグの近くにiPhoneが無ければいけません。田舎だと人通りも少なくなるので、土地柄も考慮して購入しなければなりません。
子供のランドセルに付ける用のエアタグ、旦那に用事頼んで、車に仕込んでみた。うーむ、田舎だからなのか、車移動だからなのか、GPSとしては微妙だなぁ。10分〜20分に1回移動先がわかるくらい。
— もる (@conkurotoro) March 10, 2022
いやもうだってそのカギカッコ内の文見るだけで脳みそ破裂しそうなレベルでキレそうになるんだけど🔥
— はるひろ (@haruhiro_suzuki) April 14, 2023
うち今エアタグなんだけど、クソ田舎過ぎて周りにiPhoneがないのか途中でおえなくなっちゃうんだよね😭キッズスマホかGPSに新調しようかとおもってる。(まだ一週間笑
持たせるにしても小学校で明確なルールがないのよね。GPSは大丈夫みたいと娘が言ってたけど担任教師が言ってただけで学校的にどうかはわかんない。音鳴らないしいいのか?エアタグは田舎すぎて位置情報が途切れすぎて使い物にならなかったわ。
— ハイジ@2013.8👧2016.3👦2019.2👧 (@hihihiji33) January 13, 2024
エアタグではなく別製品を検討したほうが良い人
エアタグは月額費用も掛からず導入コスパも非常に低いのが魅力的。
ですが『購入したけど結局子どもの見守りには使えなかった』となっては無駄な出費になりますので、以下に該当する人は別製品も検討してみてください。
- Androidユーザー
- 田舎で登下校時の人通りが少ない
- 子どもの現在地を細かく知りたい
- 下校し始めた時間をお知らせしてほしい
- SOSボタンやボイスメッセージ機能も気になる
エアタグと子ども用GPSはどちらが良い?
「エアタグでは子どもの見守りには少し心配かも」となると、子ども用GPSの検討もあり得ると思います。
私自身もエアタグでは細かい子どもの現在地が分からず不安だったので、子ども用GPSを3年ほど使用中です。
実際子ども用GPSを使っていると、子どもの見守りに特化した機能もあり、こちらを選んで良かったなと感じています。
どちらの製品がご自身に合っているのか比較してみてくださいね。
エアタグと子ども用GPSの比較
エアタグ | 子ども用GPS | |
音が鳴ってしまうか | 鳴る ※1 | 鳴らさない設定がある |
価格 | 5,000円程度の買い切り | 会社によって価格差あり 端末代と月額費用が発生 |
電池持ち | 1年に1回程度の電池交換 | 1週間~2ヶ月に1回の充電 |
位置情報のリアルタイム性 | 近くにiPhoneがないと取得できない | 最短1分程度で更新 |
見守れる人数 | 1人 | 複数人で見守れる |
その他の見守り機能 | なし | エリアの発着通知や防犯ブザーなど見守りに特化した機能が搭載 |
エアタグは何と言っても導入費用が安い。5,000円程度で1度エアタグを買えば、それ以降月額費が発生したりしません。
『とにかくリーズナブルに!学校から自宅も近いし、細かいルートが分からなくても良いし、他の機能も必要なし!』という人はエアタグも購入候補に入れて大丈夫です。
『行動範囲にiPhoneユーザーがいるか不安、出来るだけリアルタイムに近い位置情報が欲しい、その他の見守り機能も気になる』という人はエアタグを購入する前に、子ども用GPSも検討してください。
【オススメ】保護者に人気の子ども用GPS
最後に保護者から人気のある子ども用GPSを紹介しておきます。
- あんしんウォッチャー
- みてねみまもりGPS3
- どこかなGPS2
2台持ちなら即決でもOK!あんしんウォッチャー
私も小学校3年生の娘に持たせている『あんしんウォッチャー』KDDIから発売されている子ども用GPSです。
価格 | 1年目の合計費用11,000円(2年目以降は539円/月) |
電池の容量 | 1500mAh(最大稼働は約2ヶ月) |
連絡手段 | 通知ボタン (子どもが押すと保護者へ通知が届く) |
その他の機能 | エリア発着通知や複数見守りが可能 |
私は今まで使っていたGPSを解約してまで『あんしんウォッチャー』を契約しました。
控えめに言って最高。個人的に最高だと感じているのは以下の3つ。
- 電池持ちが良い
- 2台目の月額使用料が無料
- 余計な機能が搭載されていない(アプリが見やすい)
前に使っていた子ども用GPSは段々バッテリーが弱くなっていって最終的には3日に1度の充電が必要でした。すごくめんどくさい。
今から新たにGPSを購入する人は是非ともバッテリー容量の大きいものを選んでほしいです。あんしんウォッチャーは1年近く使っていますが、いまだにバッテリーのへたりを感じません。
さらに『あんしんウォッチャー』1番の魅力と言えば2台目の月額使用料が0円になる点です。
- 兄弟で1台ずつ持たせてあげたい
- 学校用と習い事用に分けて入れておきたい
- 1つは車の盗難防止として使いたい
などなど、2台目の利用を検討している人は、他社に比べてコスパが高く満足度の高い製品です。
私は1台持ちだけど、シンプルな機能と使いやすいアプリがお気に入り。使い続けやすい価格で家計を圧迫しないのも嬉しいポイントです。
もっと詳しい使用感やレビューはこちらの記事にまとめています▼
どこかなGPS2
SoftBankから提供されているどこかなGPS2。
旧機種のどこかなGPSはバッテリー容量が少なく充電頻度が高いというデメリットがありましたが、リニューアル後は改善されています。
価格 | 1年目の合計費用10,648円(2年目以降は528円/月) |
電池の容量 | 1810mAh(最大稼働は1.5ヶ月) |
連絡手段 | 通知ボタン (子どもが押すと保護者へ通知が届く) |
その他の機能 | エリア発着通知や複数見守りが可能 |
Amazonでも時々セールを見かけるGPS。
私がGPSの購入を検討している時は定価だったけど、購入後に40%OFFとかのセールがあって悔しい気持ちになった商品。公式サイトよりもAmazonでのセールをよく見かける印象。
機能は先に紹介した『あんしんウォッチャー』と似ていて、シンプルな子ども用GPS。
ボイスメッセージの機能は搭載されていませんが、ボタンを押せば端末の現在地がスマホへ送信されます。
さらに詳しい口コミはこちらの記事から▼