マミーポコパンツってなぜ安いの?
普段紙おむつを購入している人は1度は考えた事があるんではないでしょうか?
マミーポコパンツのデザインはディズニーで、メーカーはムーニーマンと同じユニチャームです。
マミーポコパンツ公式によると『ディズニーデザインは販売を終了』との発表がありました。
現在はディズニーデザインが終了し、新しくドラえもんデザインのマミーポコパンツが販売されています。
販売終了のお知らせ
いつも弊社製品をご愛用いただきありがとうございます。
誠に勝手ではございますが、諸般の事情により、下記製品の販売を終了させていただくこととなりました。
終売製品
マミーポコパンツ ディズニーデザイン全品
お客様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解いただきますよう宜しくお願い致します。
【マミーポコパンツ公式より引用】
もしかして品質に問題が・・・?
けどデザインや価格以外にも違いがあるんだよ!
今回、ユニチャーム様にマミーポコパンツとムーニーマンの価格の差の理由について問い合わせてみました
その回答をもとにマミーポコパンツとムーニーマンを比較していきます。
Contents
マミーポコパンツはなぜ安い?お手頃価格を実現する為に最低限の機能を備えた紙おむつ
今回ユニチャーム様に問い合わせたところ、回答を掲載しても良いとの事でした。
質問
同じユニチャームの商品ですが、マミーポコパンツとムーニーマンに価格の差があるのはなぜですか?
回答
「ムーニーマン」、「マミーポコパンツ」どちらも基本的な紙おむつの機能を備えた製品となっており、オープンプライスで販売しております。
ムーニーマンシリーズは、かわいいくまのプーさんデザインでお子様のための品質と機能を追求した紙おむつとなっております。
「Sサイズ」と「Mサイズおすわり・はいはい」には、ゆるうんちポケットを搭載しており、4~8キロの「Sサイズ」から18~35キロ「スーパービッグ」まで、幅広いサイズ展開がございます。
また「Lサイズ」以上のサイズには男の子用、女の子用のそれぞれのご用意がございます。
なお、「マミーポコパンツ」は、かわいいディズニーデザインを楽しいんでいただける紙おむつでモレやムレを防ぐ基本機能を持った製品となっておりますが、ムーニーマンのほうが若干通気性や吸収力が大きく、柔らかい肌触りの製品となっておりますため、マミーポコパンツはお手頃価格を実現している製品となっております。
お子様の体型との相性や肌ざわりのお好み、キャラクターのお好み、テープの材質やオムツの形などが異なりますので、お客様のお好みに応じて、弊社製品をお選びいただければと思います。
マミーポコパンツは同メーカーのムーニーマンに比べ通気性や吸収力は劣るが、その分低価格での販売が実現しているということでした。
問い合わせから分かったマミーポコパンツとムーニーマンの違い
- 価格
- サイズ展開
- デザイン
- 通気性
- 吸収力
- 肌ざわり
- 形状
- テープの材質
マミーポコパンツとムーニーマンの商品情報
マミーポコパンツは価格が安いと言ってもデザインは人気のミッキードラえもんです。
ただムーニーマンに比べるとサイズ展開が少ないので『オムツが体系に合わない』というお子さんはいるかと思います。
(表はスライド出来ます↓)
マミーポコパンツ | ムーニーマン | |
価格 | オープン価格 | オープン価格 |
サイズ展開 | M/L/ビッグ ビッグより大きいサイズ | S M(おすわり・はいはい) M(たっち) L/ビッグ ビッグより大きい スーパービッグ |
デザイン | ドラえもん | くまのプーさん |
オープン価格ってどのくらい?
オープン価格とは販売する値段を小売業者に一任したものです。
なので今回比較するマミーポコパンツとムーニーマンエアフィットは店舗により購入価格が異なります
参考のため同じ店舗のLサイズ(44枚入り)のリンクを下に表示しています。(商品詳細は画像をクリック)
マミーポコパンツ969円(税込)
ムーニーマンエアフィット1,401円(税込)
(大阪の店舗)を見てみると イトーヨーカドーのネットスーパーマミーポコパンツが997円(税込)、ムーニーマンエアフィットが1,400円(税込)でした。
近隣のお店も見に行ってみたけど、どこもマミーポコパンツの方が安かったよ★
マミーポコパンツの安さの理由を調べるためムーニーマンと比較します
マミーポコパンツとムーニーマンエアフィットを以下の条件で比較していきます。
- 共にLサイズ
- ムーニーマンは女の子用
- パンツタイプ
- 肌触りはムーニーマンが素晴らしい
- ギャザーの形状が異なるが、どちらもズレる事なく使える
- サイドはムーニーマンの方が破りやすい
- 濡れた後の肌触りはどちらも良い
- 吸収スピードはムーニーマンが良い
- おしっこお知らせサインは両方付いている
- 丸める時のテープに違いは見られない
以下で詳しく説明していきます。
肌触り
双方の紙おむつを手に取ってまず感じるのは肌触りの違いです。
ムーニーマンに比べマミーポコパンツのほうが固い印象。
お尻が直接当たる部分もムーニーマンよりマミーポコパンツの方がゴワゴワしています。
さらにマミーポコパンツの方がオムツの厚みがあるので、お子さんが履いた時に少し動きにくさを感じるかなと思いました。
ムーニーマンからマミーポコパンツに変えると肌触りは気になるかもしれないね
形状
股の内側と外側にそれぞれギャザーが付いています。
マミーポコパンツは外側のギャザーが少し短いです。
長さは短いけどマミーポコパンツも下がらずに使えているよ!
また、内側のギャザーはしっかり長さがあり横漏れの心配は少なさそうです。
サイドの破りやすさ
見落としがちですが、パンツタイプになるとサイドの破りやすさは重要になります。
実際に破いた感じはムーニーマンの方が破りやすかったです。
オムツが濡れた後の質感
紙おむつが濡れた後の質感は不快感や蒸れに繋がる為とても重要です。
結果から言うとどちらの紙おむつも感動するぐらいサラサラの質感でした。
濡らす前の肌ざわりはムーニーマンが良いのですが水分を吸収した後の質感は似ています。
今回は50CCずつ水を含ませて質感を確かめました。
違いが見られなかったのでさらに50CC追加
するとムーニーマンは最初の50CCと変わらないスピードで吸収したのに比べ、マミーポコパンツは吸収スピードが落ちました。
質感はあまり変わりませんが、吸収力はやはりムーニーマンが勝っています
夜寝ているときの漏れが心配な場合は、吸収力、吸収スピードのあるムーニーマンがオススメです。
その他の機能
以前は付いていなかったマミーポコパンツのおしっこサイン。
現在は改良され、どちらのオムツにもおしっこサインがついています。
また紙おむつを丸める時に使うテープにも違いは見られませんでした。
- マミーポコパンツは基本的な機能を備えた低価格な紙おむつ
- 比較して一番違いを感じたのは肌触りと吸収力
- エアフィットは肌触りから吸収力まで文句のつけどころがない商品
ムーニーマン愛用者の娘はマミーポコパンツを履いても無反応
結果は無反応
- なんかいつもと違う~
- なんか動きにくい~
こんな反応を待っていましたが、そんな事も無く遊びに戻られました。
ちょっと値段の高いムーニーマンを使い続けているので、使用者(3歳)には気がついて欲しかったです。
みなさんも色々試して、お値段と使用感に満足できる紙おむつを見つけてみてください。