この記事ではそんな悩み事を解決していきます。
『はろここ』は2023年3月、コクヨから発売開始された見守りGPSです。
はろここは見守りGPSの基本的な機能をしっかり押さえているといった印象(通知ボタンも搭載されています)
- 子どもの居場所が分かる
設定場所の発着通知
移動経路の履歴確認
通知ボタン
他社と違って「新しい!」と感じたのは『はろここ』の管理アプリ。
はろここの管理アプリ(ハロファミ)では、『はろここ』だけではなく「スマホ」も同じアプリ内で見守る事ができます(すでにスマホを持っているお子さんを同時に見守れる!)
さらには家族全員のスケジュール管理なども可能です。
はろここは単純に子どもの行動を見守るだけではなく、家族でアプリを共有してコミュニケーションツールとして利用することができます。
特徴のあるアプリだけに「ここまでの機能は必要ない」と感じる人もいれば、家族とのコミュニケーションツールの一つとして使いたい人もいるはずです。
そこで今回の記事では『はろここ』の口コミ、さらに私が実際に使用してみた感想をまとめて紹介していきます。
この記事を見れば「はろここが自分の家庭に合っているか」が分かるので、購入を検討中の人は最後までお付き合いください!
Contents
【口コミ】はろここのデメリット
まずは『はろここ』のデメリットを紹介していきます。
デメリットは以下の3つです。
- GPS端末にメッセージ機能がない
- スマホの位置情報をオンにするとバッテリーの消耗が激しい
- アプリが少し複雑
GPS端末にメッセージ機能はない
はろここのGPS端末にはメッセージ機能が搭載されていません。
メッセージ機能とはGPS端末とスマホでメッセージのやり取りが出来る機能です。リアルタイムで会話をする通話とは違って、録音した音声を親子間で送受信します。
はろここでは代わりの連絡手段として通知ボタンが搭載されています。
通知ボタンとは子ども(GPS端末)から親(スマホ)へ通知が送れる機能。『はろここ』の場合は端末の中央についているボタンを3秒長押しすることで、保護者へ通知を送る事ができます。
通知ボタンは、通知するタイミングを親子間で決めておくと便利な機能。
例えば、「体調不良になって困った時」「塾が終ってお迎えに来てほしいとき」「迷子になってしまったとき」などルールを決めておくと使いやすいですよ。
自分の位置情報をオンにするとスマホのバッテリー消費が激しい
ハロファミ(はろここの管理アプリ)では子どもの現在地だけではなく、保護者の現在地も共有できます。
ただ保護者の位置情報をオンにするとスマホのバッテリー消耗が激しくなります。
アプリが少し複雑
はろここの管理アプリ(ハロファミ)は、家族のコミュニケーションツールとして活用できるアプリです。
例えば、スマホの位置情報共有、家族のスケジュール管理、メッセージ機能など様々な機能が備わっています。
その分、子どもの位置情報を取得するだけの他社アプリに比べると少し中身が複雑な印象。
けれどアプリ内の使い方は公式サイトで詳しく説明されているので、慣れれば親子のコミュニケーションツールとして活躍します。
はろここのメリット
つぎに「はろここ」のメリットについて紹介していきます。
はろここのメリットは以下の5つ
- シンプルだけど基本的な機能をしっかり押さえている
- SOS通知が早いし操作も簡単
- 端末が凄くコンパクトかつ見た目も可愛い
- 同一アプリ内でスマホも見守れる
- シリーズの製品を連携してさらに便利
シンプルだけど基本的な機能をしっかり押さえている
まずアプリがどれだけ凄くても子どもを見守れないと意味がありません。
「はろここ」は見守りGPSの基本的な機能をしっかりと抑えた製品なので安心してくださいね。
- 子どもの現在地取得
- 移動経路の確認
- 設定エリアの発着通知
- 通知ボタン
基本的な機能は他社製品でも搭載されていますが、もちろん「はろここ」でも使えます。
子どもの現在地取得(精度も悪くない)
見守りGPSの基本的な機能として、まずは子どもの現在地を取得できます(もちろん「はろここ」でも問題なく取得できる)
ほろここのGPS精度も結構良くて、実際に徒歩や車で移動しましたが問題なく位置情報を取得できています。
SOS通知が早いし操作も簡単
はろここのSOS通知は、本体中央にあるボタンを3秒間長押しするだけで子どもの現在地がスマホへ通知されます。
ボタンも大きく操作が簡単なので幼稚園児や小学校低学年のお子さんでも操作可能です。
通知ボタンとは子ども(GPS端末)から親(スマホ)へ通知が送れる機能。『はろここ』の場合は端末の中央についているボタンを3秒長押しすることで、保護者へ通知を送る事ができます。
さらに「はろここ」のSOS通知は他社製品と比べてもトップクラスの速さです。
ボタンを押してから通知までに1分以上かかる製品もある中で、はろここは10秒前後で通知が届きます(これ本当にはやい)
持っている別の製品と比較しましたが、「はろここ」が1番早く通知が届きました。
端末がコンパクトかつ可愛い
はろここはコンパクトかつ見た目の可愛さが特徴です。
はろここの重さは約41g。
単三電池1本が約23gなので、電池2本よりも「はろここ」の方が軽いです。
同じアプリ内でスマホも見守れる
ハロファミアプリでは「はろここ」だけではなく、家族のスマホを見守りデバイスとして連携出来ます。
低学年のお子さんには「はろここ」、高学年や中学生のお子さんには「スマホ」と言った別の製品でも同じアプリ内で管理が出来て便利。
さらに家族全員でハロファミに接続することが出来ます。なのでアプリ内で家族の現在地やメッセージ交換、スケジュールなどの共有も可能です。
シリーズ製品を連携するとさらに便利
はろここの同シリーズのデバイスをハロファミアプリに連携することで更に見守りの幅が広がります。
- はろたぐ(忘れもの防止タグ)
- はろもに(お留守番を助けてくれるモニター)
- はろぽち(子どもの習慣化をサポートするボタン)
「はろここ」を含めた、これら4つのデバイスは全てハロファミアプリにて管理できます。
はろたぐ(忘れもの防止タグ)
はろたぐは「はろここ」と連携できる忘れもの防止タグです。
自分の「はろここ」と「はろたぐ」が連動して、アプリから持ち物も見守ることが出来て便利。
例えばこんな時▼
- 鍵が見つからない!⇒音を鳴らして探す事ができる
- 出かけた時にカバンを忘れた!⇒最後の通信が公園だと分かる
- 野球の練習に水筒を持って行ったか心配⇒アプリを見れば持って行ったか分かる
はろもに(お留守番を助けてくれるモニター)
「はろもに」はお留守番を補助してくれる見守りモニター
マイクとカメラが内蔵されているので、自宅から外出先の家族へ写真付きのメッセージを送る事ができます。
ハロファミアプリに登録したスケジュールや家族の現在地も「はろもに」で確認可能です。
はろぽち(子どもの習慣化をサポート)
「はろぽち」はゲーム感覚で子どもの習慣化を促すアイテムです。
『できた!』の瞬間にボタンを押すとハロファミアプリに通知が届きバッチが貯まっていきます。
「はろここ」開封レビュー
はろここは商品注文から3日ほどで自宅に到着しました。
「新生活シーズンだから時間がかかるかな」と思っていましたが案外サクッと届いて安心。
端末はしっかりと箱の中で固定されています。
一緒に入っていたもの達はこちら▼
- はろここ本体
- 保証書付き取扱説明書
- 充電ケーブル
- ストラップ
本体はコンパクトかつ軽量
「はろここ」のサイズは縦49㎜、横49㎜、奥行17㎜、重さは約41gです。
手のひらに収まるコンパクトさ、かつ単三電池2本分にも満たない軽量さが特徴(単三電池1本は約23g)
ほぼ重さを感じないのでランドセルに入れている時はもちろん、移動ポケットなどにいれて公園遊びを楽しんでいても邪魔になりません。
利用開始の登録も説明書付きでスムーズ
はろここを使い始める前に「利用開始の手続き」が必要です。
手続き手順は以下の4ステップ
- ハロファミアプリをインストールしてアカウント作成
- GPS端末とアプリと紐づける
- 公式のサイトで通信費を購入
- 誰が使う「はろここ」かを設定して完了
公式サイトははじめ、注文した「はろここ」と一緒に設定方法の紙も送られてくるので問題ありません。
私も同梱されていた設定方法の紙を見て登録出来ました。
もっと詳しく設定方法を知りたい!と言う人はこちらの記事で詳しく解説してるので参考にしてくださいね。
基本的な機能はすべて搭載!
「はろここ」は見守りGPSの基本的な機能をすべて搭載しています。
- 子どもの現在地取得
- 移動経路の確認
- 設定エリアの発着通知
- 通知ボタン
「はろここ」のGPS精度は他社と比較しても悪くありません。
徒歩、車の両方で測位をしてみましたが、どちらもしっかりと道を追えています。(車の場合は移動速度が速いので大まかな道になります)
使い始めて最初の頃は何度かズレる事もありましたがGPSの性質上、許容範囲と言った感じ。
位置情報がズレて子どもの現在地が全く分からない!なんて事はなかったので安心してください。(あまりにズレが酷い場合は故障の可能性もあるので問い合わせてくださいね)
移動経路も過去90日分を遡って確認できます。
「通学路」や「落とし物をした際にどこの道を通っていたか」などを確認できる大切な機能です。
もちろん発着通知も搭載されています(これが本当に役に立つ!)
発着通知とは、設定した場所の出入りを通知してくれる機能。
学校や自宅、習い事の場所を設定すれば自動で出入り通知をスマホに送ってくれます。
子どもの下校予定時刻にスマホをずっと見ていなくてもOK
近くのスーパーぐらいだと子どもの発着通知が届いてから家に戻れば良いので、私自身が計画的に行動しやすくて便利です。
はろここ特有!アプリ機能が充実
「はろここ」1番の特徴と言えば色々な種類の機能が集まったハロファミアプリです。
- 家族の位置情報共有
- やることリスト
- メッセージ交換
- スケジュール
- バッジ機能
「はろここ」だけではなくスマホを使った見守りも可能。
ただ機能が沢山あるだけに、最初は使い方がサッと分からなかった・・
位置情報を見るだけなら簡単!けれど全ての機能を使いこなすには、もう少し時間がかかりそうと言った感じ。
将来的にスマホとGPSを同時に管理したい人や、子どもがお留守番をする機会がある人にはオススメ出来るアプリです。
月額はいくら?はろここの利用料金
「はろここ」を使うには本体代金と月額使用料が必要です。
「はろここ」の利用料金 | |
本体代金 | 6,930円 |
月額使用料 | 580円(初月無料) |
1年間の総額 | 13,310円 |
2年間の総額 | 20,270円 |