自宅から小学校までの距離が遠くて心配。さらに女の子だから防犯面も気になる。というお悩み抱えていませんか?
小学生のベストな通学距離は1キロ以内と言われており、それ以上の距離は遠いと言わざる負えません。
そんな我が家の娘も、約2キロの道のりを毎日往復しており入学当初は心配がつきませんでした(しかも坂はヤバいし、木陰もなく暑い)
そこで今回は、以下の内容についてまとめていきます。
- 小学校までの距離が遠いメリット
- 小学校までの距離が遠いデメリット
- 女の子の無事を守るための防犯対策
この記事を書いている私は「小学校2年生女の子のママ」です。
学校までの距離が遠いデメリットとメリットを理解することでママ達の不安は和らぎ、防犯対策を行うことで被害のリスクを抑える事も可能です。
「子どもの登下校が心配」というママさんは是非参考にしてみてくださいね。
小学校までの道のりが遠い!メリットとデメリット
小学校までの距離が遠いとデメリットばかり思い浮かびますよね。
ですが、1年以上の間、往復4キロの登下校をしている娘をみるとメリットも存在します。
自宅から小学校までの距離が遠くてもメリットあり!
まずは自宅から小学校までの距離が遠い場合のメリットをまとめて紹介していきます。
- 子供の体力向上
- 下校後に子供たちが自宅に集まりにくい
- 早寝と早起きの習慣が付きやすい
- 登下校の道のりを友達と長く過ごせる
毎日の通学で子供の体力向上が期待できる
娘の遠距離登校で一番感じているメリットは子どもが体力UPすることです。
教科書の入った重たいランドセルを背負って毎日往復1時間も歩けば、確かに良い運動になります。
娘も入学早々は「ランドセル重たいし歩くの疲れるから大変・・」と言っており、帰宅後にはドロドロに疲れ切っている状態でした。
けれど1ヶ月もすれば体が慣れてきて「ツライ」と言わなくなり、2年生になった今では結構余裕そう。
最近はゲームの普及や公園でのボール遊び禁止、下校後の校庭解放の制限などで子供たちの外遊びが減っているというのが現状です。
2016年に実施された、小学校高学年を対象にした調査によると、子どもたちが外あそびに費やす時間は、1981年の2時間11分から、2001年には1時間47分、2016年には1時間12分と、35年間で30%以上減少しました。
【外あそびを推進する会「外あそびの現状」より引用】
体力UPの恩恵は、小学校までの距離が遠いメリットの一つと言えますね。
下校後に子供たちが自宅に集まりにくい
自宅から小学校までの距離が遠いと、子ども達のたまり場になりにくいです。
逆を言えば自宅が近いと子供たちがたまりやすく、実際に大変だという声も見られます。
小学校に近いので、家がたまり場みたいになる。せまい部屋に男の子が6人もワラワラと…かなりむさ苦しい部屋に(笑)
— 小梅 (@o_koume_o) April 23, 2013
小学校から近い+家でかい+通信ケーブルある=たまり場
— you (@you61558733) February 20, 2016
今、息子の同級生がいきなりインターフォン越しに「○○○君いますか?入れてもらえますか?遊びたいんですけど」と言ってきたんだけど、もう5時半…。どうもうちは小学校と公園が近いから、ちょっとした暇つぶしによっていくところだと勘違いされているらしい。うち、たまり場にされそうでやだ。
— titico (@aquarius_titico) June 11, 2012
最初は子どもの遊ぶ様子が分かって親としても安心できますが、これが毎日、しかも何年もと続くと結構ツライですよね。
早寝早起きの習慣がつきやすい
自宅から学校までの距離が遠いと早起きの習慣が付きやすいです。
小学校6年間でついた早起きの習慣は、中学、高校、社会人になっても役立ちます。
しかも娘は睡眠時間を確保しようと、朝の準備がめちゃくちゃ早い!(翌日の荷物や服の準備も習慣化)
早起きをするので自動的に早寝の習慣も付きやすいです。
無理なスケジュールの習い事などを詰め込まなければ、規則正しい生活を送りやすいですよ。
登下校の時に友達と長く過ごせる
お友達と下校時間を長く過ごせるのも子供にとっては喜ばしいこと
「一度お家に帰ってから公園に集合」ではなく、自宅までの道のりをお友達と一緒に楽しみたいお子さんも多いです。
我が家の娘も、同じく距離が遠い仲間と一緒に仲良く登下校を楽しんでします。
お家の近くに同じ年頃のお子さんがいれば、遠い通学路も楽しみながら帰宅できますね。
小学校までの距離が遠いとやはりデメリットもある!不都合を回避する方法
次に自宅から小学校までの距離が遠い場合のデメリットを挙げていきます。
- 事故や事件の遭遇率が高くなる
- 送迎が必要な場合あり
- トイレ問題
- 塾など習い事に間に合わない
事故や事件の遭遇率が高くなる
小学校までの距離が遠い事で一番気になるのは、我が子が事件や事故に巻き込まれること。
登下校にかかる時間が増えれば当然、事故や事件に遭遇する可能性が高くなります。親としては1番心配な部分ですよね。
私も娘の登下校中の事故が心配でしたし、さらに「女の子」という点でも心配がつきませんでした。
学校から家までが遠いと、お友達と一緒に下校していても「最後は1人」というお子さんもいると思います。
記事後半に登下校の防犯についてもまとめているので、参考にしてくださいね。
学校が遠い時に役立つ防犯対策とグッズ(ページ下部にとびます)
送迎が必要になる場合あり
小学生になったといっても、数か月前までは未就学児だった子どもたち。
いきなり「2キロ以上の道のりを1人で行きなさい」と言っても難しいのが現実です。
また通学路の距離が遠いと学校側から子供のお迎えにくるよう指導される事もあります。
雨の日や学期終わりの荷物が多い時期などは、親が送迎しなければならない可能性もあります。
トイレ問題
小学校までの距離が遠い人ご家庭で、意外と悩みの種だったのはトイレ問題です。
帰宅するまでの所要時間が40分~1時間近く必要なお子さんの場合だと、途中でトイレに行きたくなる場合があります。
もちろん学校でトイレを済ませておけばよいのですが、急な腹痛など予期せぬ事態も考えられます。
このような緊急事態を想定して、通学路で使えるトイレを親子で確認しておきましょう。
我が家では突然の体調不良などを想定して、娘から私に通知を送れる子供用のGPSを持たせています。
塾などの習い事に間に合わない
小学校から自宅までの距離が遠いと習い事の時間に間に合わないというデメリットもあります。
我が家の場合は幼稚園から通っていた体操教室は、時間が合わず辞めるしかありませんでした(別の習い事を始めたけど、それも結構ギリギリ)
時間に間に合わない場合は、送迎をするか、新たに習い事を始めるなど手間が増えてしまいます。
小学校までの距離が遠いときに親子で確認すること
先述したとおり自宅から小学校までの距離が遠いと事故や事件に遭遇する確率が高いです。
親としては子供が危険にさらされる事が何よりも心配。
そこで交通ルールや不審者対策などを親子で話し合い確認しておくことが重要です。
- 交通ルールを学ぶ
- 通学路をチェック
- 不審者対策を学ぶ
交通ルールを学ぶ
基本的な事ですが、交通ルールの確認を親子で行いましょう。
- 歩道もしくは路側帯を歩く
- 横断歩道を渡る
- 無理な横断はしないなど
そして私が無知な為お恥ずかしいのですが、歩行者は右側通行なんですよね(子供の頃から左側通行だとばかり思って生きてきました・・)
日本では、歩行者は右側通行、自転車や自動車は左側通行することが基本ルールで、歩行者の通行が優先されます。
歩行者は歩道がある場所を歩き、道路を横断するときは近くの横断歩道を利用してください。
【警視庁「くらしの安心・安全Q&A」より引用】
私のように交通ルールに自信のない方は1度確認しておきましょう・・
▼子供の交通ルールについて紹介されています▼
通学路の確認をしよう
自宅から学校までの通学路を親子でチェックしましょう。
自宅から学校までの道順はもちろん、3つのポイントも確認しておくと安心です。
- 危険場所
- 交番や子ども100当番の家
- 緊急時のトイレ
危険場所
通学路の危険場所とは、主に事故の多い場所のことです。
- 車や自転車の交通量の多い
- 歩道がない
- 交差点
- 道幅が狭いなど
子供にどのような危険があるのかを伝えて、危険場所での交通ルールを確認しましょう。
交番や子ども100当番の家
不審者や連れ去りなど、子供だけの力では防げない悪意のある事件もあります。
我が子に危険が迫った場合を想定して交番や110の家を確認しましょう。
110番の家とは、子供が不審者からの被害にあった場合に助けを求めて逃げ込める場所です。子どもが駆け込んだ後の通報や連絡などの対応をしてもらえます。
緊急時のトイレ箇所を確認
突然の腹痛や体調不良に備えて、通学路で使えるトイレを確認しておきましょう。
子ども100当番の家や、お借り出来そうなお店などを探しておくと安心です。
下校前にはトイレに行っておくように伝える事も大切ですね。
不審者対策を学ぶ
子どもが危険な目に合った時に大切な「いかのおすし」

保護者はもちろん、子ども自身も危険から身を守る方法を知っておく必要があります。
学校が遠いからこそ準備したい防犯グッズ
自宅から小学校までの距離が遠い場合、防犯グッズを準備しましょう。
私も娘に防犯ブザーと子ども用GPSを持たせていますが、親の安心度がまるで違う(とくにGPSすごい)
防犯ブザー

1番メジャーな防犯グッズといえば防犯ブザーですよね。
防犯ブザーが犯罪者に見えるだけで、犯罪抑制に繋がるので1人1台持っておきたい防犯グッズです。
娘の小学校でも防犯ブザーを持つように指導しており、ほとんどの子どもがランドセルにぶら下げて登下校をしています。
いざという時に使用できるよう、子供と使い方を確認しておきましょう。
さらに注意したいのが音が鳴るかの定期点検です。
国民生活センターが調査したところ、小学生が使用していた半数以上の防犯ブザーが、音が鳴らないなどの異常が発生していたとの結果が出ています。
小学生が使用していた防犯ブザーの状態調査
小学生が使用していた防犯ブザーの半数以上に、電池切れや回路の断線などの原因によって、音が鳴らないなどの異常が生じており、電池の液漏れやふくらみなど、電池が劣化していたものもありました。
【独立行政法人国民生活センター「防犯ブザーの電池切れや故障に注意!-いざという時のために家庭で点検を-」から引用】
いざという時に音が鳴らないなんて怖すぎますよね。
そこで国民生活センターでは、消費者へのアドバイスとして以下の2点を注意喚起しています。
- 最低でも月に1度の動作確認
- 強い衝撃を与えないように注意
単四電池で使える!人気の防犯ブザー
レビュー平均4,5超え!単4電池で使える防犯ブザー | |
音量 | 130dB |
電池 | 単4電池 |
カラー | 全6色 |
備考 | LEDライト付き |
充電式で何度も使える!人気の防犯ブザー
防犯方式は2通り!充電式で何度も使える防犯ブザー | |
音量 | 130dB |
充電方式 | Type-C充電 |
カラー | 全4色 |
備考 | LEDライト付き |
子ども用GPS
入学前は「本当に必要か?」と、しぶしぶ準備した子ども用GPSですが、今では手放せない防犯グッズとなりました。

一般的な子ども用GPSの機能は以下の3つです。
- 現在地の取得
- 設定エリア内の出入りを通知
- 移動履歴の確認
- 普段の帰宅時間より遅い日でも現在地を確認できて安心
- 学校を出発した時間が分かるので効率よく時間を使える
- 移動経路が分かるから危険場所を通っていないか確認できる
発着通知の設定場所に小学校を登録すれば、子どもが学校外に出たのを感知すると自動的にスマホへ通知が届きます。
「通学路の途中ぐらいまでお迎えに行きたい」という時も、子どもが学校を出てから動けるので時間が無駄にならなくて便利です。
▼10社以上を比較して決めた一押しの子ども用GPS▼

学校までの距離が遠い時は対策をしっかりと!
自宅から学校までの距離が遠いメリットとデメリットを紹介しました。
学校までの距離が遠い場合、特に気を付けてあげたいのが防犯対策です。
防犯ブザーや子ども用GPSを利用して、親子が安心して通学できるように準備をしっかり行いましょう!
▼10社以上を比較して決めた一押しの子ども用GPS▼

